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友人の才能に嫉妬して,何に悩んでるのかがわかった

就職活動が終わり,自分の納得の行く企業から内々定を頂いています.
後は修士論文を書き上げて颯爽と学生生活に終止符を打つだけだと息巻いていましたが,それでよいのかという思いが強くなってきて大二病よろしく人生について悩んでいました.
 

学生生活が終わるという焦燥感

このことを考え始めたのはつい最近.サークルに新入生が入部してきたことがきっかけでした.これからの大学生活に心弾ませた1年生たちがサークルに入ってきて雰囲気がパッと爽やかになります.一方で,俺は後一年しか学生ではいられない.思えば小学生から大学院まで長い時間を学生として過ごしてきた自分にとって,働くことへの不安があるのだろう.それだけではない.残されたわずかな時間で「何者か」になる,あるいは「何者か」になる準備をしなければというかつてから持っていたある種の強迫観念が強くなりました.
 
というのもごく最近,中学時代に仲の良かった友人が自分の夢の実現に向けてアクションを起こしているのを目の当たりにしたからです.具体的な分野はぼかしますが,国内の様々な賞を獲得し,注目の若手として活動をしています.また,その彼は進学した大学院を中退し,どうやら同じく若手の夢追い人(決して否定的な意味でない)と共同生活をしているようで,その中でも彼はプロデューサー的な立ち位置のよう.
 
自分のやりたいことを突き詰めて「何者か」として臆せず突き進んでいる彼の姿が,ただただカッコよく見えるたのです.まぶしすぎて,直視したくなくなるくらいに.
 
インターネットが普及して一般の人でもすごい人が身近に感じられるようになりましたが,学生時代を共にした「リアルの身近な人」がすごい人になっているのって,俺にとってはとんでもないインパクトでしたよ.

 

同じようにすればいいじゃないか論

でも,俺は彼と同じようにリスクをとることはできません.
だって俺と彼はちがうんだもん!みたいな話じゃなくて,臆病だからですよ.「なんとかなるさ~」なんて楽観的な考えはできないし,そもそも自分に自信がない.
これだけは(この分野だけは)人に負けないor突き抜けてやるんだという気概が圧倒的に足りていないと常々思っています.自分の実力と現実的なリスクを比較したら,あまりに先が見えなさすぎる.また,思ってるばかりじゃなくて行動しろよという意見はまっとうですが,なかなかそううまくはいきません.だから彼と同じような道筋をたどることはできない.俺にとって社会の中で独立して生きるというのは怖いことなのです.
 

埋もれるか,抜きん出るか

それでも,縁あって大手の企業に務めることができ,自分の仕事が人の役に立つ可能性が生まれました(大企業なら安泰!というノリで就職活動はしておりませんのであしからず).就活が終わってから彼の活躍を知ったので,図らずも彼と同じく『創る』仕事に就くことになりました.彼とは別の道筋/アプローチでそれぞれが夢を描こうとした,というわけですね.別にお互い狙ってやったことではないでしょうけど.

 

もちろん,仕事をするのは俺一人ではないので,大多数の中の一人として埋もれてしまう可能性もあるでしょう.ただ,それではつまらない.抜きん出てやるという想いでお金を稼いでこようと思います。昔からのことですが,そこそこの上昇志向は持っているようです.これがあるから友人と張り合いたいと思ったり羨ましいと思うのでしょうね.
 

何を悩んでいたのか

そんなこんなで「このままの俺でいいのか」という点で悩んでいたことが同級生の活躍により明らかになりました.就職活動が終わって時間的にも精神的にも余裕が生まれて,これまで通りサークル活動に精を出し,学生らしくウェイウェイと飲み会に参加する.そんなんでいいのかと.そう思っちゃったわけです.
サークル(バスケットボールのサークルに所属しています)は確かに楽しいです.入社後に企業のクラブチームに入部することも決まっていますし,運動することも必要でしょう.今や後輩が大多数ですが,友人とスポーツで汗を流すのは楽しいです.それを否定するつもりは一切ありません.
しかし,バスケットボールで食っていく訳ではないし,そもそもサークル絡みで決して少なくない時間を消費しています.仲の良い同級生もほとんど卒業していきましたし.サークルに費やす時間の減らし時なのかな,などと考えています.10年以上続けていて,自分の中ではある程度体系化された分野なので,急激に多くのことを学ぶ機会は殆ど無いのかなとも思います.(ここらへんについては未だにモヤモヤしている部分があるので,再度考えます.)
 
サークルの時間を削る.そして空いた時間で本を読む.研究を進めることも大切でしょう.ビジコンやインターン,旅行をするといった体験に時間を割くのが魅力的だなと思っています.ここらへんの具体的なプランがないから悩んでいたのでしょうね.新しいものを創るにはそれまでの積み上げが大切だと気づいたので体験のインプットを増やしていくことが必要なんじゃないかと結論づけています.就活中に参加したインターンで実力不足なのを体感しましたし.
 

未来は明るい.同期はかわいい.

上に就職するのは不安とは書きましたが,それと同じくらい早く就職して働きたいという思いがあります.永く志望していた企業への入社ですし(その分ギャップもあるだろうけど...),都会在住になる可能性が高いですし,なにせ同期がかわいい.労働環境最高!!
 
これまでの短い人生でも同級生とは違う高校に入学したり,大学に編入したりと新しい環境に飛び込んだときにはそれなりに楽しかった.今後はさらに楽しくなるのでは,なんて淡い妄想に取り憑かれています.

 

願わくば,いつか俺が嫉妬してしまった彼と一緒に
「俺達は頑張ってきたね.楽しかったし,これからも楽しいだろうね.」
なんて話ができれば幸せだろうなと思います.
 
嫉妬もしましたが,モチベーションに変えていきたいですね.