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年末のおともに。今年読んで印象に残ったおすすめの本10冊(2016年編)

書評

今年もあと数日で終わりますね。気づいたら師走まであっという間でした。それだけ充実した日々を送っていたということでしょう。

 

今年は50冊程度の本を読みました。学生時代のようになかなか書評をまとめることもなくなったのですが、今年読んで印象に残った本を紹介します。

 

■小説

小説を読む機会が減ってきていて、途中まで手を付けて積読、、、なんてことが増えてきた。そんな中でもページをめくる手が止まらなかったのは以下のもの。

絶深海のソラリス / らきちる
ハッピーエンドではない系です。ラノベといえど侮ることなかれ。

絶深海のソラリス (MF文庫J)

絶深海のソラリス (MF文庫J)

 

 

ヴォイド・シェイパ / 森博嗣
森博嗣が時代劇を書くとこうなるという本作。剣の道に限ったことではないかもしれないけど、1つのことを極めようとすると必ず自問自答に行き着く。世間知らずの主人公ゼンが、旅を通して少しずつ自分の世界を広げていく模様がとても好きです。初めから主人公が最強なのもいい。シリーズもの。 

 

2 / 野崎まど
『know』が良かった野崎まどの、まちがいなく最強の作品。分厚い。分厚いんだけど一晩で読み切ってしまいます。『2』を読む前に、『アムリタ』『小説家の作り方』『死なない生徒殺人事件』『パーフェクトフレンド』を読んでおくと本来の面白さが味わえますのでぜひ。大丈夫、それぞれすぐ読み終わります。

2 (メディアワークス文庫)

2 (メディアワークス文庫)

 

 


■実用書
シンプルに考える / 森田亮
元LINE社CEOの森田氏の哲学。LINEをあれだけ「みんなのあたりまえ」にしている人のコメントには圧倒されてしまいます。いやーほんと、ここに書いて有ることを実践している企業には勝てないと思ってしまいます(笑)

そもそもなぜ「新規事業部門」を設けなければならないのか?それは、既存部門が新しいことに挑戦しようとしないからです。しかも、彼らが力をもっている。だから、「新規事業部門」に相当の権威をもたせなければ、潰されてしまうのです。 

シンプルに考える

シンプルに考える

 

 

 

 

あなたの話はなぜ「通じない」のか / 山田ズーニー
話を発している人(つまりメディア)の「信頼性」を高めることが重要であるという主張。この意識を前提に、ではどうやって伝えるか?という話に展開していきます。これ、本当にすごい本でした。周りの人に進めまくってます。今も何度も読み返しています。

コミュニケーションには、自分の能力がごまかしようなく表れる。

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

 

 

 

ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則 / ジム・コリンズ
大学院時代に読まねば読まねば、と思っていた本をついに読みました。思った以上に読みやすく「良い企業」ではなく「飛躍した・成果を出し続ける企業」のあり方を学び取ることができます。これ、内容に対して価格が安すぎる。以下引用は今でもチームビルディングする際には念頭に置いている金言です。

「最初に人を選び、その後に目標を選ぶ」

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

 

 

 

自分の時間を取り戻そう / ちきりん
ちきりんの本は好きで読んでますが、単行本は4冊目ですかね?今回は「生産性」がテーマです。これ以後、より生産性を意識して日々を過ごすようになりました。生産性が上がるのであれば、コワーキングで作業するのはありということですね。冒頭にあらかじめ用意されている、ありえる4つのストーリーに共感したらもうちきりんの思うツボ(笑)

まずは「全てできて当たり前」という洗脳から解放されましょう。 

自分の時間を取り戻そう

自分の時間を取り戻そう

 

 


⑧ 「言葉にできる」は武器になる。 / 梅田悟司

僕自身インプット過多な人間なので、アウトプットしたいと常々思っていました。でも、どうやれば形にできるかわからなかったのですが、本書がこの答えをくれたました。モヤモヤするのはいいから、そのモヤモヤをきちんと外に出してあげましょう。

(中略)頭で考えていることを誰かに「話す」ことではなく、頭の外に出し自分と「切り離す」ことである。内なる言葉を一旦、強制的に外に出すのだ。 

「言葉にできる」は武器になる。

「言葉にできる」は武器になる。

 

 

 

USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 / 森田毅
マーケティングをゴリゴリやってきた先輩から、マーケティングの初学者向けにおすすめされた一冊。たしかにUSJってあるときからあんまいいイメージなくて、ある時から一気に名前を聞くようになった印象があり、その裏舞台が覗けます。カンブリア宮殿に出演していた森田毅氏の頭の中が覗けてあっという間に読み終わってしまうこと請負です。

「私は成功のカギというものはわからないが、失敗のカギは知っている。それはすべての人を喜ばせようとすることだ」

 


考えなしの行動? / ジェーン・フルトン・スーリ+IDEO 訳/森博嗣

人が無意識に起こす行動に着目した一冊。人の欲求は言葉に表れるとは限らず、無意識に行動に表れるという、言われていれば当たり前だけど見落としていたことに気づけました。そこから新しいサービスが生まれるんじゃないか?という視点の『デザイン思考』のセミナで教えていただいたものです。著者にIDEO、訳者に森博嗣、この時点で即購入。

しかし、問題解決と変革を自らの課題と捉えている者は、毎日の出来事に対する観察を是が非でも実践させなければならない。実社会における行動様相を直接目撃し体験することは、関連するアイデアを自然に閃かせ、知らせてくれる確実な道なのである。 - 訳者あとがき:森博嗣

考えなしの行動?

考えなしの行動?

 

 

社会人だと、無理くり時間を確保しないと本が読めないことも分かってきました。ここでKindleが大活躍するのだけど、活用方法は別途書こうと思います。

それでは、来年も良い読書ライフを。